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| 選評者 : |
伊坂幸太郎 歌野晶午 逢坂剛 小鷹信光 真保裕一 菅浩江 野崎六助 馳星周 福井晴敏 山田正紀 (選評者の氏名をクリックすると、それぞれの選評が表示されます。) |
| 選考委員: |
伊坂幸太郎 歌野晶午 逢坂剛 小鷹信光 真保裕一 菅浩江 野崎六助 馳星周 福井晴敏 山田正紀 |
| 予選委員: |
川出正樹 末國善己 西上心太 三橋曉 横井司 円堂都司昭 村上貴史 山前譲 吉田伸子 東えりか 新保博久 千街晶之 |
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| 受賞の言葉 |
数年前、新潮文庫のコピーに「想像力と数百円」というのがあったが、あれは素敵だった。近年いろいろなものが小型化されて携帯できるようになったけれど、言葉ほど苦もなく持ち歩け、どこででも取り出して楽しめるものはない。その言葉だけで成り立っている小説というメディアは、今だからこそ注目されるべきだ。 ミステリーの世界は言葉でつくられた電子回路のようなもので、一本一本のケーブルの先端を複雑に繋いでいき、最後の一箇所を接続した瞬間にパッと明かりが灯る。そのとき突然の光の中で見えた光景が、ほかのどんな景色よりも強く心に残るからこそ、きっと世の中にはミステリー作家がいるしミステリーの読者がいるのだろう。 今回の受賞を力にして、これからも一つでも多くの光を灯していければと思っている。読者の皆様に是非その光を持ち歩いてもらいたいし、光の中で見えた景色を思い返したり、あるいは同じ光で別の場所を照らしてみたり、そんなことをしてほしい。 受賞できて本当によかったです。 |
| 作家略歴 |
2004年、『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。 デビュー第一作短編『流れ星のつくり方』が第59回日本推理作家協会賞候補に、第一作長編『向日葵の咲かない夏』が第6回本格ミステリ大賞候補になり、『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞を受賞。 2009年『カラスの親指』にて第62回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門を受賞。 2010年『龍神の雨』にて第12回大藪春彦賞を受賞。 2010年『光媒の花』にて第23回山本周五郎賞を受賞。 歌とギターとBBQと堤防釣りが趣味。 ペンネームは都筑道夫から勝手に拝借。 |
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